2009年6月30日火曜日

本「北方 三国志3」



劉備は呂布に漢王朝のもとで同盟し曹操と闘おうと誘う。けれど、呂布は
「馬がいて、檄がある。鎧を着て、敵と打ち合う。それが戦のすべてだ、と俺は思っている。そこで、俺は生きている。だから、戦をするのだ、劉備殿。・・・・。国は民。その考えが、すべてのものに貫かれていれば、俺はそれでいい。」
「軍人は、兵を精強にし、その場の戦いをどう闘うかだけを、考えていればいい。」
といって劉備の誘いを断り、曹操との決戦に臨む。
武人のなかの武人、呂布。決戦で唯一の友、赤兎馬が傷つき、別れを告げる。そして、最後は40騎ほどで曹操軍に突撃し戦死。
英雄の中の英雄、呂布の最後。

一方、公孫さんを袁紹は滅ぼし、北部4州を完全に掌握。いよいよ華北の統一に向け、曹操と袁紹の戦いへと話は進んでいきそうです。

昔から、劉備がイマイチ好きではなく、「三国志=孔明」だったのですが、何年か前に読んだ「蒼天航路」で曹操も面白いと思うようになり、今度の北方三国志で呂布というキャラも興味を持ちました。4巻以降も楽しめそうです。

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